なんくるないさ

世界のお金

money

世界のお金の量、って言われても全然想像出来なくないですか!?
世界のお金の量、について、なんとなくでも感じて頂ければ幸いです。

 

現時点で世界にあるマネー(通貨供給量)は86.5兆ドル、日本円にすると9,515兆円で、ほぼ1京円です!!

Physical Moneyは現金の流通量で、これが34.4兆ドルです。

世界にあるお金の総量とイコールでないのは、

・ 狭義の通貨

現金通貨+全預金取扱機関に預けられた預金=34.4兆ドル
・広義流動性

狭義の通貨+金銭の信託+投資信託+金融債+銀行発行普通社債+金融機関発行CP+国債+外債=86.5兆ドル

 

そして、市場に流通する現金(紙幣、硬貨)に限ると5兆ドルくらいらしいです。

 

世界のお金の中の、さらにわずかでしかない、流通する現金ですが、発行上限がないかの如く、増え続けています。

世界のお金の量、を感覚的に捉えやすいものがあったので紹介します。

この1マスで$100 bilion = 10兆円 とすると、、、いや、今は1$160円だから16兆円、、、。

円のことはとりあえずおいておいて、この1マスで$100 billionとすると、

 

銀が$43.9 billion

クリプトが全体で$244 billion そのうちビットコインが2/3を占めます。

クリプトはこれから全然増えると思いますが、現状まだこの程度。

軍事予算が17.5マスくらいで、うち半分がアメリカと中国らしいです。

軍事費がクリプト全体の3倍以上も占めるんですね。。

アメリカの財政赤字が世界の軍事費の2倍くらい。まあまあ。

 

 

多くの人がいわゆる ”お金” と思っているものは、各国通貨を全て合わせると$6.6 trillion

ドルの流通量よりアメリカの財政赤字の方が多いんですね。

日本と中国あんまり変わらないのは意外でした。

 

FRBのバランスシート、注目すべきは2020年1月のコロナ禍以降で結構な割合ってところでしょうか。リーマンショック後が多いですが、コロナ後にさらに加速、あっという間に刷り放題。

 

世界中の金の価値は$10.9 trillion !!

正確ではないけど、ざっくり100マス単位に。

 

そして株式市場、かの有名なS&P500。GAFAMの強さが目立ちますね。

ちょっと古いデータで、今だとNVDAが来てます。

 

 

株式市場全体でみても、アメリカが約半分と、強さがわかりますね。

このデータだと日本は2番目なんだ。。意外。

 

 

はじめらへんに出てきた狭義の通貨にあたるのが、上の緑の辺り。

 

 

世界の債務、要は借金です。なんか一気に次元が変わりました。

 

 

 

世界の不動産、住宅用、商業用、農業用。

住宅用が主。

 

 

 

世界の富、の地域差。

 

そして、今回このイラストを使用しようと思った1番の理由は、次のものをイメージとして出したかったからです。

derivatives、金融派生商品。
信用取引やオプション取引など、実態のない、マネーゲームのようなもの。。。

 

この全てを合わせると、$1.0 quadrillion

なんですか、quadrillionって初めて聞いた。きっとtrillionの1000倍ってことは、1000兆ドル!!??

日本円で15京円!!!???

 

 

今回、何が言いたいかと言うと、お金は発行上限無限とも思えるくらい、私たちが思っている以上に信用のないものかもしれないということです。

日本の借金が1000兆円超えた、などとよくニュースで耳にした気がしますが、今やもういつの話か忘れるくらい。。

発行上限がないということは、価値が希薄化する一方ということ。

今、円はアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)よりも下手したらパフォーマンス悪い通貨

生活するためにはお金が必要。
楽しいことするためにもお金が必要。
子育てにもお金が必要。

何より、余裕を持つためにはお金が必要

世界のインフレは進むのに、賃金は上昇しない中、円を稼いている私たち。
とにかく価値が目減りしないようにするためには、株やクリプト(仮想通貨)にお金を分散しておかないと大変なことになりそうです。

たかが数年で円の価値は下がり、不動産や株は爆上げ。
もちろん投資はどうなるかはわからないけれど、円という将来性がわからないアルトコインに一点投資するよりは、ドルや米株、日本株、仮想通貨、債券と広く資金を分散させることが大切なのは間違い無いのかなと感じます。

労働者から投資家を目指そう。