健康で文化的な生活
健康で文化的な生活
WHOの健康の定義(1947年採択)
“Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.”
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」(日本WHO協会訳)
50年経った1998年の改訂案(結果的に正式採用に至らず)
“Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.”
「健康とは、肉体的、精神的、霊的、社会的に完全に良好なダイナミックな状態であり、単に病気や虚弱がない状態を指すのではない」(deepL訳)
Spiritualについて
Spiritualityは人間の尊厳の確保やQuality of Life(生活の質)を考えるために必要な、本質的なもの
spiritualは日本人的には理解しづらいかも。。
日本国憲法第25条
文化ってなんだっけ
1 「文化」の範囲は、芸術、科学技術、学術、教育、コミュニケーション、文化財、文化遺産、美術館・博物館・図書館等の文化施設、都市の景観や歴史的建造物のような環境も含まれる 2 文化はアイデンティティの問題と関わる
spiritualと文化的って似てる!?
ここはもうざっくり、ほぼ同義、ととらえてみます。
産後うつの治療という側面から(*独断と偏見)
身体的
可能なら睡眠の改善を図りたい。増えた体重減らしたい。ホルモンの変動。
精神的
メインの問題 (身体、社会、spiritualなども要因)
社会的
核家族やワンオペなどの問題。社会でサポート。支援体制。気軽に相談できる窓口。
Spiritual / 文化的
赤ちゃんのこと、自身の精神面でいっぱいいっぱいで、そんなとこには気が向かない
ということは、余裕がでれば、健康に、までとは言えずとも改善はしてくるはず。
・ホルモンの変動は改善
・赤ちゃんは大きく、赤ちゃんがいる生活に慣れる
この辺は時間で解決できる点。
多くの場合、現実として、将来への不安や経済的な問題、文化的・spiritualなとこが問題ではないでしょうか。
経済的な問題
<<世界経済フォーラム(WEF)が2023年6月21日公表した「ジェンダーギャップ(男女格差)リポート」で、日本は146カ国中125位だった。>>
残念ながらこのような状況であり、ご主人に依存しなくても、とするためには副業だとかフリーランスの仕事も一つの選択肢かと思います。
文化的、spiritual
とにかく「学ぶ」のが大切なのではないでしょうか。
日本の学校教育は面白くないですが、世の中には面白ものは一生かかっても学べないくらいいくらでもあります。無限といっていいほどです。

「無知の知」という、ソクラテスの格言がありますが、世界には、宇宙には、無限といっていいほどの知らないことがあります。
一生遊びつくせないほどの楽しみがある、なんならニーチェの「永劫回帰」の考え方をとりいれて、何度人生を繰り返しても楽しみつくせないほど知らないことがある、と感じれば、精神的・spiritualな部分は明るくなるのではないでしょうか。

以前、認知行動療法が産後うつの治療の選択肢であることを紹介しました。
実際、ご自身で十分理解できない、学べない方も多くいると思います。

ただご自身で学べる方は、今からでも遅くないので、日常の様々なことに興味をもって、学び、の楽しさを再発見できれば、それが一番の健康につながる道なのかなと感じます。

完全な独断と偏見な内容を読んで頂きありがとうございました。
最後に哲学の格言をもうひとつ
事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。 There are no facts, only interpretations. ―― Friedrich Nietzsche